2/6(月)の釣り(後編)

テンチョー

2012年02月08日 01:14

ただいま

さてさて下田港を出て、有名な石取根、横根を通り過ぎ約30分の航行後眼前に拡がるのは、、、

夢にまで見た巨大な灯台、、、『神子元島』です

ドキドキしながら、、、船長の声を待ってると、、、
『今日は(渡船は)うちだけだから、どこでも渡せるよ』との一言。。。

そこでまた『沖か本島か!!』で迷う俺。。。

迷ってる間に、、、他の皆さんは『アンドロ!』、『江の口』とリクエストし、、、そこに降りてく。。。

沖の名礁『沖青根』の前で、すごく悩んだ挙句、、、最後は本島の『本場2号』を選択。。。

本場でもほんとは『1号』に上がりたかったんですが、、、先に取られちったよ~このグズ



…青根との水道を狙う釣りですが、、、『激流』です

予報よりも早く降り始めた雨
風裏ですが、東風が巻きこんで時折り突風とも思えるような…寒くはないですけど

先ずは、アテⅡ、道糸2.2号、ハリス2.5号、ハリはTKO7号、ウキは釣士道『紅水ⅢLG2』という、、、
言わば今回の為に準備したタックルで臨むことに、、、

水温低下で尾長の活性はひと段落と聞いてましたが、、、
先ずはその激流に仕掛けを流してみると、、、

…150m巻いた道糸がドンドン出ていく、、、途中仕掛けを張ってアタリを待ったりしますが。。。

ウムムム本流なんて、、、
メディアの情報だけでは、、、攻略不能


諦めて磯際を狙いますが、、、そこも本流の反転流やら、、、渦巻きが発生し。。。
仕掛けが全然安定しません

『ヤバ』

それでも、流れ方によっては仕掛けが馴染み安定するポイントを探りながら釣りを続け
待望のアタリは、、、エサ取りのお初『タカベ』

…まあ、、、塩焼き最強ってことなんでキープしときます。。。

その後そんな釣りを展開しますが、、、時折り当たってくるのは『タカベ』ばっかで

AM9:00…移動すべきかどうかを検討するため周りに様子を聞きに行く事に、、、

本場1号のアンチャン『コッパとタカベだけです』

江の口のニイやん『30cmくらいの尾長が出たよ』

…これは江の口側のほうが期待が持てやしませんか???ってことで
本場2号からテクテク歩いて『本場4号』へと、、、

先ずは、、、パラパラと撒き餌を撒いてみると、、、
型のええグレが複数宙層でエサとってますやん

少しアドレナリン噴出しましたが、、、平常心、平常心

仕掛け投入もよほどタイミングが合わないとグレの口元まで付け餌が届かず、、、
届いたとしても、撒き餌か付け餌かを見切られてるようで、、、見えグレ、、、意外とムズイじゃん

ハリスを2号に落とし、ウキも『紺水ⅡMG5/B』でガン玉段打ちすると、、、
グレの居る場所を本流の強烈な引かれ潮で通り過ぎ

そのまま磯際沿いを潮下に流れて行った仕掛け。。。

回収しようとした、まさにその時、、、いきなりパラパラと道糸を弾くアタリ

待望のアタリは潮の流れにものってなかなかの引き

磯際まで寄せてもまだ抵抗を見せたのは『尾長』の38cm

時合を逃すまいと、、、写真も撮らず(後ほどまとめて)同じ個所を流すと、、、
さっきと同じようなアタリ

すかさず合わせて寄せてくるとさっきよりは重量感があるようで。。。

もって行こうとする相手を強引に浮かせにかかるといきなりノーテンション

回収するとチモト切れ

ハリを結び直し、再度投入。。。同じようなアタリでやりとり中にまたまたチモト切れ

ハリスを2.5号に戻すも、、、アタリ遠のき、、、

10:30…ハリスを1.75号まで落とし、ハリもTKO4号に変更。。。
相変わらず〝見えグレ〟は無反応。。。少し筋を外すと仕掛けがどんどんウキごと沈む箇所で。。。

『バリバリッ』っと強烈なアタリ!!!

合わせてみると、、、フカセを始めて今まで経験した事の無いような引きと重量感

アテⅡもなかなかの曲がりで、、、伸されそうになり、、、レバーブレーキで立て直し、、、
そのやりとりを見ていた江の口のニイやんも様子見に駆けつけ

なんとか浮かせてタモ入れしたのは…



裕に40cmオーバーの『サンノジ』

…初のご対面でしたが、、、こんなに期待感のあとのガッカリ感の大きさを経験したのは、、、
社会人なりたての頃、、、友人と参加したコンパで相手の女の子が『カンペイちゃん』と『今くるよ』
のそっくりさんだった時以来か


ガッカリさんにはお帰り頂き釣りを続けるも、、、しばらくして磯際になんかデカイ魚影

よく見ると1メートルくらいの『サメ』

…これでガッカリの上塗り

さっきまで見えてたグレも姿が見えなくなり、、、おまけに撒き餌のオキアミをサメが拾い喰いしてます。。。

試しに付け餌を流すと、、、案の定喰いつき走り出す始末、、、

やるんやなかったとの後悔先に立たず仕掛けは持って行かれまいと。。。
溜めてるとハリスでプッツン


こりゃ~ここもあかんわと場所移動の為、また放浪、、、

12:00…江の口のワンド内に移動すると、、、本流の影響も無く風も弱いので、、、
そこで竿を出すことに、、、

本流の影響も無いおかげで、、、潮全く動かず、、、エサ取りさえいない始末で。。。


…片付けを考えると、、、納竿まで残りはすでに1時間を切って、、、
ああ~~今回も万事休すかぁ~~

と悲壮感漂う俺の心に、、、
前日電話した時に組合長からかけられた檄『最後まで弱気になんなよ』

その言葉を思い出し、、、萎えた自分を鼓舞すべく
すでに磯替えで空きとなっていた『本場1号』へと移動

渡礁前の直感で上がりたかった磯で最後まで勝負することとし、、、
足下の悪い磯場を竿、タモ、コマセバッカンを抱えて200メートルほど移動

そこで仕掛け変更。。。ウキ『紺水ⅡSG7』にG5のガン玉。。。軽い仕掛けで沈むようにと、、、

本場1号での1投目、、、東からの風はさらに強さを増し道糸を横から引っ張り、、、
ウキが馴染むどころか浮いたまま風に流され、、、

すぐにハリスにもG6のガン玉を追加すると、、、
何とかサラシの際を馴染ませてウキが沖に向けて沈み。。。

ある程度、、、流したところで仕掛けを張ってみると。。。

『ドンッ』というアタリ

『よっしゃ~ヒットォ~』意図せず雄たけび

サラシの出来るような波の荒い場所で磯際は海藻や海苔で一段下に降りてのやりとりは出来ず、、、

高場ですが右手の張り出しに移動してやりとり

なかなかの重量感ですが、アテⅡで溜めてのやりとりで浮いてきたのは40up確実の口太

しかし、一緒にサメまで浮いてきて
ヤバイ!俺の口太喰われる

とっさに、、、タモの枠でサメのコメカミにパ~ンチ

…サメ、ビックリで少しひるむ

そのすきにタモ入れし、、、無事獲物ゲットォ~~~



港に戻って計測すると43.5cmの1.3kg
うれしさのあまり手が震えますが、、、続けて仕掛け投入もその後は30cm程度の口太2尾追加で時間

これほど最後までやりきった充実感は久しぶり




さいなら、神子元、、、近いうちにまた行きたい、、、今度はチームで!

そん時は、俺を贔屓にして下さい。。。

俺には、、、尾長の40upを

あいつには、サンノジを

港に戻ると、、、なんと竿頭

1級磯のアンドロ、沖青根を差し置いて、、、島に着いた時の直感が最後に好運を

まあ組合長の檄が釣らせてくれた1尾でもあります


口太グレ 43.5cm 1.3kg(口太自己レコード)



尾長グレ 38.0cm 0.8kg(尾長自己レコード)



今回のお持ち帰りたち

しかし、、、伊豆は千葉と雰囲気違って良いですわ
近いうちに神子元だけでなく入間や妻良、、、釣行するかも

片道4時間…通うかぁ~。。。丹羽さん、そん時はまたよろしくです

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